ミニクーパー(F55/56)のブレーキフルード交換です。

ミニクーパー(F55・56)車検

整備・修理・メンテナンス

最初の車検を迎える2016モデルのJohn Cooper Worksです。

走行距離も30.000KM程度、消耗品も特に問題なしです。

オーナー様と相談の結果、エンジンオイル・フィルター・ブレーキフルード交換のみです。

ウインドウウォッシャータンクが割れているので同時交換です♪

バンパー後方の右フロントタイヤハウス内にウォッシャータンクがあるので

フェンダーのインナーライナーを取り外して

ポンプ本体とセンサーのカプラーをタンクより取り外して

注入口のダクトを取り外し

取り出しました、手前が新品のタンクです。

先にポンプのグロメットをタンクに取り付けておきます♪

このグロメットはストレーナー付き、よく考えられてます♪

後は、逆の手順で組みつけ

ポンプユニットを取り付け

注入口のダクトを取り付けて

ウオッシャータンクの交換終了です♪

 

ブレーキフルード交換に移ります♪

この車両はブレーキフルードのタンクへ加圧状態でフルードを圧送しないといけません。

良くある、常圧 ↑ での交換はNGです、絶対にやっちゃダメ!

DSC(ABS)ユニット内にエアーが入りブレーキが全く効かなくなります!!

 

ちゃんと、指定の圧力で加圧 ↓ しながらの圧送です♪

 

指定の圧力までゲージを確認してから、更に!!!

診断機にてDSC(ABS)のポンプを動かしてのエア抜き作業になります。

この後の診断機画面は英語のみ(笑)割愛させていただきます。

ポンプを強制駆動させる時はブリーダープラグを先に緩めないと、

ブリーダーが爆発!!的な感じの内容の文章です(怖っ)

診断機の指示(英語)に従って順を追って作業を進めていきます。

途中で加圧ゲージを確認しながら、指定の圧力を保ち

エア抜きを進めていきます。

一連の英語との闘いも無事に終了♪♪

残すは、エンジンオイル&フィルター交換です。

ドレンボルトを抜き、オイルを排出。

フィルターは

ここです、フィルターカバーのドレン(プラスチック製)を抜いて

フィルターカバーのオイルが抜けたら、フィルターカバー本体を外します。

エンジンのマウント位置では工具が入らないので、

アンダーホイストでエンジンを多少持ち上げての作業です。

取り外しました♪

フィルターカバーのOリングも新品に交換♪

この時にカバーのドレンも取り付けておきます。

Oリングに傷が入らない様にシリコングリスを塗布しておきます。

新品のフィルターを取り付けて、フィルターカバーを規定トルクで締め付けて

オイルを注入、規定量を入れて車両の画面にて確認

多少少なかったので補充して終了です♪

車両にてサービスリセット・診断機にてDSC(ABS)をリセットして完了♪♪

 

今回の作業はブレーキフルード交換時に何度も診断機(PC)を触っているので、

一体、何度 手を洗ったのだろう・・・(笑)

何故か、体力よりも脳みその方が疲れてます。

車両が正常進化していく分、今後はこの様な内容が増えて行くんだろうなぁ・・・