MR-S エンジンO/H その3

シリンダーヘッドに取り掛かります♪

バルブを綺麗に!


なかなか、地味な作業ですが・・・
この通り


美しい(自画自賛)当然ですが、全部で16本。
気長にやっていきます。
バルブを磨き終わったら
ステムシールの交換です、こいつが入れるのは楽ですが、抜くのは・・・

外したステムシールが↓

すべてのステムシールを取り除いて、磨いたバルブを仮付けにてラッピング(擦り合わせ)を行い
・・・ラッピンクの画像が・・・撮り忘れた!
ステムシールを入れるのはアッという間です(笑)


バルブスプリングコンプレッサーを使用して各バルブを組み付けていきます♪

何か視線を感じる・・・
・・・

サボってないか監視されてます(笑)
さあ、いよいよシリンダーブロックとドッキング!

ブロック&ヘッドの当たり面を清掃後、ヘッドガスケットをブロックへ♪

位置を合わせて


ヘッドボルト・ワッシャーは新品です、
新品を使用するので、トルク・角度はマニュアル通りに♪
当店の診断機はトルクデータも確認できます♪
ソフトを立ち上げ、フムフムとトルク・角度を確認♪♪
ただ、イタリアの診断機の為に日本語は出てきません(笑)
確認したトルクで締めた後に、角度締めによる増し締めを行い

シムを入れていきます

油膜切れで傷が入らない様にオイルを馴染ませて

シムを挿入します♪

あと少し、オイルを馴染ませて


折角バラシているのでサーモスタットも新品に♪


走行距離もある程度伸びているので

タイミングチェーン類も新品に♪
クランクシャフト側へ既定の位置へ取り付け

スプロケットを適正位置まで押し込むとチェーンがずれなくなります。

この造りは、流石TOYOTA ありがたいです♪

カムシャフトを取り付けて行きます。

カムホルダーを付ける前にチェーンを仮付け


こうしておくことで、カムホルダーを締め付けた時に、バルブは適正の位置に突き出すので
安心して作業が進められます♪

チェーンガイドを仮付けして


カムホルダーをを組み付け


仮締めの後に規定トルクにて増し締めを行い

ここまでくると、エンジンは、ほぼ完成?

オイルストレーナーを取り付け、オイルパンを取り付け
チェーンカバーを取り付けて


ウォーターポンプも新品♪


補器類も取り付けて


後一歩です♪
続きは その4で♪
